Michoacánのオオカバマダラの群れまで、登りはどれくらいきつい?

蝶が冬を越すのは山の高いところで、最後の区間は歩くしかありません。体力のある大人ならたいてい大丈夫ですが、海抜の低い土地に住む人は薄い空気に驚きます。ここでは標高、歩く距離、使える手助け、ツアーの掲載ページが定める健康上の条件をまとめます。

越冬地の標高

越冬する群れがとまるモミの木は標高約3,000 m、ときにはそれより高いところにあります。Yei Toursはプライベートツアーで歩く場所を標高3,300 mとし、そこを足場の悪い地形と説明しています。

比べてみると、メキシコシティは標高約2,240 m、Moreliaは約1,900 mです。ほとんどの人がこのどちらかからツアーに出発するので、最後の登りが急な部分になります。

この高さでは、ひと呼吸で取り込める酸素が海辺よりはっきり少なくなります。家では楽に感じるペースでも、数十歩で息が上がることがあります。

蝶がこの高さを選ぶのには理由があり、ひんやりした森で冬のあいだ休めるからです。蝶がこれほど高い場所に落ち着く理由は、4,000 kmの渡りのページで説明しています。

入口からの道のり

車は保護区の入口に停まり、そこから先は歩くか馬に乗るかです。El Rosarioについて、Michoacán Mágicoの掲載ページは入口から群れまで約2 km、自分のペースで片道1時間ほどと説明しています。

群れは冬のあいだに森の中で移動するので、歩く距離は週によって短くなったり長くなったりします。El Rosario、Sierra Chincua、Piedra Herradaの道の違いは、保護区ガイドで比べています。

蝶と過ごす時間は短いことが多いです。Michoacán Mágico Tours(約108ドルから)は群れのそばで約20分の予定なので、登りで疲れても上で休む余裕はあまりありません。この日は入場料と食事も別料金です。

階段、土ぼこり、ぬかるみ

道は踏み固められた土と長い階段が入り交じり、特にEl Rosarioは階段の多さで知られています。乾季には地面が細かい土ぼこりになり、靴底の下で滑ります。

オオカバマダラの群れをめざし、うっそうとしたオヤメルモミの森の長い木の階段を登る訪問者

雨のあとは同じ道がぬかるんで滑りやすくなり、特に下りが危険です。持ち物の中でいちばん大事なのはしっかりグリップする靴で、ほかのものは服装ガイドで順に紹介しています。

入口の近くでは杖を貸してもらえることがよくあります。杖があれば下りでひざへの負担が減ります。疲れた脚が滑りやすいのはまさに下りです。

途中までは馬で

入口ではたいてい地元の馬方が待っていて、途中まで乗せて登ってくれます。馬はふつう群れの手前で止まるので、乗った人も最後の区間は歩きます。

乗馬代はツアー料金に含まれておらず、掲載ページにも料金は書かれていません。乗る前に値段を決め、ペソの小額紙幣を持っておきましょう。当日払う可能性のあるほかのお金は、料金ガイドにまとめています。

掲載ページが参加を断る人

ここで紹介するツアーはどれも健康上の条件を設けていて、中には厳しいものもあります。当日にガイドが同行を断ることもあるので、予約前に読んでおいてください。

  • Alfredo Tour Guideは12歳未満の子ども、妊娠中の人、80歳を超える人、体重100 kgを超える人の参加を認めていません
  • 同じ掲載ページは、高血圧、てんかん、歩行に支障のある人、最近手術を受けた人も対象外としています
  • Mexitoursは妊娠中の人と、心臓、歩行、体力に問題のある人を対象外としています
  • Michoacán Mágicoは歩行、心臓、呼吸の問題に加え、高山病にかかったことがある人を挙げています
  • Yei Toursは妊娠中の人と呼吸器に問題のある人を対象外としています

ほかの掲載ページにもそれぞれ年齢や健康の条件があるので、選んだツアーのものを予約前に確認してください。家族連れの方は子ども連れのオオカバマダラツアーのガイドも参考になります。

高山病とその防ぎ方

軽い高山病は、頭痛、息切れ、ふわっとした吐き気として現れます。標高3,000 mではたいてい軽く済み、歩いて下りれば治まります。

いくつかの習慣が大きな助けになります。最初の一歩からゆっくり歩き、呼吸が追いつかなくなったらそのつど立ち止まり、午前中ずっと水を飲みましょう。前の晩のお酒は控えてください。

ツアーの前にメキシコシティかMoreliaで1~2日過ごすと、体が慣れてきます。その点ではMorelia発のツアーが少し有利で、そこまでの移動が長くなることとの兼ね合いは出発地選びのページで比べています。

Moreliaから登る少人数グループ

Alfredo Tour Guideは最大16人をMoreliaからEl Rosarioまで車で案内し、所要約9時間、保護区の入場料込みです。食事は別料金で、上記の健康上の条件が適用されます。

自分のペースで歩く

グループでは、登りのペースはいちばんゆっくりな人に合わせ、ガイドは全員を考えて群れのそばでの時間を組みます。何度も休む必要があるとわかっているなら、小さなグループのほうが自分にもほかの人にもやさしい選択です。

Alfredo Tour Guideの1日ツアー(約179ドルから)は、GetYourGuideで最大3人のプライベートツアーとしても催行されています。プライベートなら、人目を気にせず好きなだけゆっくり歩けます。

Yei ToursはMorelia発のプライベートツアーを約200ドルから催行していて、評価は5.0(60+件のレビュー)です。難点は、販売がViatorのみであることと、1人参加だと1人あたりの料金がいちばん高くなることです。

どんなグループでも、できれば早い時間に出かけましょう。平日の朝の道が静かな理由は時期のガイドで説明しています。

一歩ずつ

山歩きと薄い空気についての質問

オオカバマダラの群れはどれくらいの標高にいますか?

群れがいるのは標高約3,000 m、ときにはそれより高い場所です。Yei Toursはツアーで歩く場所を標高3,300 mとしています。

蝶のいる場所まではどれくらい歩きますか?

Michoacán Mágicoの掲載ページによると、El Rosarioの入口から約2 km、自分のペースで片道1時間ほどです。群れは冬のあいだに移動するので、距離は変わります。

歩く代わりに馬に乗れますか?

たいてい途中までは馬が用意されていますが、群れの手前で止まるので、最後の区間は歩きます。料金はツアー代に含まれないので、乗る前に決めておきましょう。

体重や年齢の制限はありますか?

Alfredo Tour Guideは体重100 kgを超える人、80歳を超える人、12歳未満の子どもの参加を認めていません。ほかの掲載ページにもそれぞれ制限があるので、予約するツアーのものを確認してください。

ツアー中の高山病はどう防げばいいですか?

ゆっくり歩き、呼吸が追いつかなくなったら休み、午前中ずっと水を飲むことです。ツアーの前にメキシコシティかMoreliaで1~2日過ごすと、体が慣れやすくなります。